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月刊Gファンタジー 10月号

Gファン10月号…読みましたよ~

深い内容は書きませんが、一応…


※ここからはネタバレ注意です!!






(いきなりですが…)
オズとギルが再会しました~
そして、あのギルの変な顔(?)がたまらなく良かったです
望月先生、ありがとうございますっ!!
少しずつ過去が明かされていますが、まだまだ謎だらけです。
今回も、またいいところで終わってますし…
早く次号が読みたいです

そういえば…今月号の表紙は、アリスと白アリス
最近ずっとパンドラの表紙でしたが、アニメも終わりますし、
今月号で連続表紙は終了ですね……とても悲しいです
(次号予告にパンドラの「パ」の字もないのはちょっと…)


続いて、アニメの話です。
今月号に、最終話アフレコ終了後のキャストコメントが載っていました!

やっぱり全ての謎が解けないまま終わるみたいですが…
キャストの皆様が、「続編作ってほしいよね!」とか、
「皆さんのお声が次への鍵」とか、「もしかしたら"2期"なんてことも…」などと書いてあります。

……ということは、第2期の可能性はありえるかもしれないですよね!?
頑張って応援し続けていきますので、ぜひ第2期をっ!!!!




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パンドラの色々な話。

さっき、「パンドララジオ 第13回」を聴きました

アニメもあと残すところ…2話
…そして、パンドララジオもあと2回で終わってしまうそうです。
それを聞いただけで本当に悲しいし、そして寂しいです


……こんな悲しい空気は吹っ飛ばして、9月に発売されるパンドラグッズの話をしましょう!!


~9/23発売~
 ・PandoraHearts ドラマCD1 
   CDドラマシアター『ベザリウス学園の悪夢』

 ドラマCD第1弾の発売です!!
 はい…遂に来ました『学園物』
 そして、ジャケットイラスト…可愛すぎです!!!!!
 (公式HPに載ってます)


~9/23発売~
 ・パンドララジオスペシャルCD Vol.3
  ~ロケ? 海外? どこでラジオをやってるの!?~

 パンドララジオSPCD最終巻!
 ラジオ収録を海外(韓国)でやる必要があるのか分かりませんが(笑)、
 ギルのキャラソンとともに、すごく楽しみにしています!!


~9/25発売~
 ・DVD PandoraHearts Retrace:Ⅲ

 ギルが目印(ジャケット)のDVD第3巻の発売です!!
 毎回楽しみにしているSP映像特典。
 今回は、「ドキドキパンドラ学園」


~9/29発売~
 ・PandoraHearts OFFICIAL ANIMATION GUIDE
 ~パンドラボックス~

 オフィシャルアニメガイドが遂に発売!!
 表紙が…表紙が…ヤバイくらい良いです
 早くほしい!!!


~9/29発売~
 ・PandoraHearts -odds and ends-

 望月先生のファースト画集が遂に発売です!!
 おまけ要素たっぷりだそうですよ(笑)
 そして、アニメイト限定版の着せ替え表紙のジャックがとても新鮮に見えます。


~9/30発売~
 ・PandoraHearts ORIGINAL SOUNDTRACK 2

 アニメ後半の音楽が中心に収録されているサントラ第2弾!
 梶浦様の音楽は、神の領域を越えていると思います
 ジャケットイラストも素敵すぎますっ!!! ギルー



……というように、9月はたくさんパンドラグッズが出ます。
今度、ネオフェスもあるし…9月はお金が……

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第23話 軋む世界

アニメ「Pandora Hearts」 第23話の感想です


今回から、アニメオリジナルストーリー突入です。
全てが「えっ!?」…な展開で、逆に驚きの嵐でした!


※ここからは、ネタバレ注意です







「サブリエの悲劇の真相に迫るのであれば、当時を知るヴィンセント=ナイトレイに聞くのが一番確実ですが…彼が話すとは到底思いません。やはり…アリス君の記憶の欠片を集めることでしょう」


ブレイクの意見を聞いたオズたちは、パンドラの違法契約者の取り締まりに協力しながら、アリスの記憶の欠片を集めることに――。

しかし、幾らチェインを狩っても記憶の欠片は集まらない。
サブリエの悲劇に関わっている自分たち自身のため、本当の自分を知るためにも、真相を突き止める必要があるのに……。


チェイン狩りを終えたオズたちは、一旦シャロンたちが待つ屋敷に戻ることに――。

そして、馬車から降りるオズたちを待ちかまえていた人物が…!?


「お兄ちゃ~ん!」


そう、その人物とは…オズの妹・エイダだった!!
そんなエイダを取り囲むレイムさん率いるオズ護衛隊(笑)
何故突然護衛!? …それは、オズに憑依したジャックが原因です。

そして、エイダがオズにベタベタするのが気に入らないアリス!


「こらっ! そいつは私の所有物だぞっ!!」

「別に良いだろ、兄妹なんだから」


エイダを庇うギル。
そんなギルの姿を見て、乙女な表情になるエイダ…!
やっぱり…やっぱりエイダの好きな人って……!?
(※ちなみに原作では…………なんです)


屋敷に入っても、オズに纏わりつく護衛隊(笑)にずっ~と監視され、落ち着いていられないオズたち。

そんな護衛隊に、パンドラ本部から次なる指令所が!!
…それは、バスカヴィルの民を捜索することだった。


「何も心配ありませんよ…オズ君は私たちで護りますから。
大体、あなた方と私たち…どっちが強いと思っているんです~?」


「くっ…分かっている! 本部の命令なら、従うしかないだろ…」


そう言いつつも、オズを心配して、護身用にと拳銃を手渡すレイムさん。
そんなレイムさんに……



「あらあら良いんですか~?
そんな拳銃他人に渡しちゃって~!? パンドラの規則に反しますよ??」

「已むを得んだろ…オズ様の安全を確保するためだ!」


レイムさんに意地悪な事を言うブレイクでしたが、
最終的に
「長年の友情に免じて、黙っていてあげますよ」…だそうです!


そして、シャロンちゃんの一言が…!?


「オズ様には護衛など必要ありませんわ!」

「えっ、そっかなぁ~」

「バスカヴィルの民が本気でしたら…とっくに今頃お墓の中です」


御尤もです、シャロンお嬢様!!

きっとバスカヴィルの民は、グレン=バスカヴィルの居場所を探しているはず……。
それならば、今がサブリエの悲劇の真相に迫る絶好のチャンス。
しかし、一歩も前に進めないオズの落ち込む姿を見て、ギルはある決心をして屋敷を出て行く――。


そう…ギルが向かったのは、ヴィンセントがいるナイトレイ家の屋敷だった。

兄である自分になら何か話してくれるかもしれない……そう思ったギルは、こっそり屋敷に忍び込み、ヴィンセントを探し始める。

そんなギルの目に飛び込んできたのは、屋敷の外にいるオズとアリスの姿だった。
何もせずに諦めるよりは……そう思い、オズたちも駄目元でヴィンセントに会いに来たのだ。

しかし案の定、オズたちは居留守を使われヴィンセントと会うことは出来なかった。


一方ギルは無事、ヴィンセントのもとへ辿り着き……


「嬉しいな~! 兄さんから会いに来てくれるなんて!!」


そして、早速ヴィンセントに質問するギル。


「100年前のサブリエで何があった…!?」


「何度聞かれても一緒だよ。
僕も兄さんと同じで…何も覚えてないんだ」


そう言って、何も答えないヴィンセント。
ギルは仕方ないと諦め、ナイトレイ家を後にした……。


そしてギルが去った後、ヴィンセントは呟く。


「誰も知る必要はないんだ…100年前の真相なんて…」


そこまでして、ヴィンセントが真相を隠そうとする理由とはいったい…?




次の日――。

サブリエの真相を知るための方法を考えるオズたち。

いくら話し掛けても出てきてくれないジャック。
そして、もう一人の関係者『アヴィスの意志』に会いに行くには、
四大公爵家の4つの扉とバスカヴィルが持つ一つの扉が必要。
しかも、パンドラさえまだ成し遂げていないことをやる事は、かなりの困難と危険が伴う……。

また、100年前のサブリエに行けないかと考えるオズ。
確かにアヴィスは時間の歪んだ空間……。
しかしシャロンのエクエスの力を使っても、丁度良く100年前に行けるとは限らない。


「考えてみれば、過去へ行く方法があるんなら…
とっくにパンドラがくい止めてるよね…サブリエの悲劇…」



やはり、チェインを狩り続けてアリスの記憶の欠片を集めるしかない…と、
諦めかけたオズだったが、懐中時計を見てあることを思いついたのだ――。


そしてオズたちが向かった先は、成人の儀が行われた館だった。


「全てはここから始まったんだ…」


ジャックの懐中時計はこの場所で見つかった。
ならば、少なくとも彼に関係のある場所のはず……。

そう考え、何か手がかりがないかと館を捜索するオズたち。

そしてあの懐中時計が見つかった場所へ――…。



「こいつなのだな…私に見せたいと言っていた墓は…」


もしかしたらこの墓は、アリスやジャックに関係する人の墓なのではないのか…。
しかし、お墓に書かれている文字は読めない。


「どうした…? 私の墓とでも思ったか?」


アリスに唐突に質問されて困ってしまうオズ。
しかしアリスは……


「余計な気遣いなど無用だ! 決めたと言っただろ!
…何があろうと、私は私であり続けるため…真実を追い求めると!」


そう言って、墓を後にするアリス。
アリスはこの墓からは何も感じられないと話す……。


そして次にオズが向かったのは、あの成人の儀が行われた場所。


成人の儀と静寂の時計が何か関係しているのではないか…そう考え、
オズはあの時と同じ誓いの言葉を再び唱えていた。

そんなオズに、後ろからそっと自分の上着をかけるギル。


「あの時…ローブをかけてやれなかったからな…」

「そっか…最後にローブをかけてもらって、儀式は完了するんだっけ。
じゃっ…これでオレも晴れて成人という訳だ!」

「あぁ…おめでとう、オズ!」


オズの目にはギルが、あの頃のギルの姿に見えていた……。


そして階段に座り話す、オズとギル。


「ずっと…心残りだったんだ。10年も…かかってしまったな…」

「気にするなって! おまえはこうやって立派に務めを果たしてくれた!」


しかしオズには、もう一つ気になっていることが……。


「なぁ…ギル、そろそろ聞かせてくれないか…?
…あの時、おまえが見たのは…あの時、おまえが庇ったのは…誰だったんだ!?」


「あれは……」


ギルが答えようとしたその時…
シャロンがオズたちに、外が大変なことになっていると伝えにやって来た。

オズたちが駆けつけると、そこには契約者の姿がない数体のチェインが。
そこでアリスの封印を解き、何とかチェインを倒す事が出来たが…アリスはある異変に気づく。


そしてオズたちが見たのは……燃え盛る首都・レベイユの姿だった――。





……ということで、あっという間に第23話も終わってしまいました。

眠いのを我慢して、リアルタイムで見ていた私。
アニメオリジナルストーリーの魅力に驚き、テレビに釘付け状態でした
とくに、最後の方のオズとギルの成人の儀やり直しのシーン。
感動してしまいました…まさかこんなシーンが見れるなんてっ!!!

そして何となく思ってしまいました…

絶対に、全ての謎が解けないままパンドラアニメは終わってしまうんだ…とっ!!
原作が続いている以上、ネタバレは出来ないのは分かっていますがね……。

次回も非常に楽しみです

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パンドラの今後のお話。

アニメ「PandoraHearts」…残すところあと3話になってしまいました
そして、今日放送の第23話からアニメオリジナルに入ります!!

今日買ったアニメディア10月号に、今後の展開がちょこっとだけ載っていました。
中心になるのは、オズの父親の謎…そして、チェイン軍団が大暴れする怪獣大戦争(!?)。
大戦争は置いといて…オズの父親の謎は、原作でも今丁度やっているところです!
……でもやっぱり気になるのは、残り3話で、ちゃんと終われるのか…ですよね
アニメはアニメということで、最後まで温かく見守っていきたいと思います


アニメも原作も楽しみですが、9月23日発売のドラマCD&パンドララジオCD③も楽しみです
そして、9月26日発売の画集&アニメーションガイドもすご~く楽しみです!!
もちろん、18日発売のGファンタジーも
サントラも発売するし、9月はパンドラづくしですね!!

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第22話 失意の対価

アニメ「Pandora Hearts」 第22話の感想です



※ネタバレ注意です







(過去の出来事)
大嫌いなヴィンセントに、チェシャ猫の目を切られてしまい怒り狂うアリス。
ヴィンセントがアリスをいじめる理由とはいったい――…。




力を使いすぎて倒れてしまったブレイクが目を覚ます。


「…そうか、私はアホ公爵の元へ来て…」
「だれがアホ公爵じゃ」
「ああ失礼…アホ毛公爵の間違いでしたっけネェ…?」


そしてブレイクを心配するレイムさんは、


「あまり心配をかけるな」


……と、照れくさそうに上着を手渡しました。
レイムさん、本当に良い人ですっ!!

そんな中バルマ公は、自分が話したブレイクの過去についての続きを、ブレイク本人の口から話すよう促す。
しかしブレイクの気持ちを考えたオズは、ブレイクに確認しようとする。


「ブレイク…もしその話をすることで」

「なぁ~に遠慮してるんだか…このガキは――。
聞きたくてしょうがないクセにぃ…ガキはガキらしく、
自分のことだけ考えてればいいんですョ」



そしてブレイクは、深淵の果て(アヴィス)で何があったのか……
過去を語り始める――。


奪われた左目…死の足音…そして、いるはずのない小さなヴィンセントと、ギルバート。
ブレイク(ケビン)は、目の前で繰り広げられる光景を全てを見ていた。

黒かったはずのアリスの髪の毛が白い…。
そんなことよりも、死んだはずのアリスがどうしてここに……?
パニックに陥るヴィンセント…一方、アリスも――…。


「なぜあなたがここにいるのよ…ヴィンセント!!」


大嫌いなヴィンセントが何故か目の前にいる。
泣き喚くアリス――そして、時計の針が3時になり……?


「いけないっ、もうお茶の時間だわ!」


チェシャ猫や人形たちとお茶会の準備をするアリス。
そしてあとは、ジャックが来るのを待つだけのはずだった。
しかし……?


「ねぇアリス…いいことを教えてあげようか…?
ジャックはね、ここには来ないよ。彼はきっともう…死んじゃってるよ」



ヴィンセントが、サブリエで見たという血だらけのジャック。
そして、サブリエが壊れたこと…自分とギルがこんな目にあっているのも、
全てアリスが悪いのだと言うヴィンセント……。
一方、それらの話を全て嘘だと言い張るアリス。

そして、歪み出す空間――。

全てを目の当たりにしたブレイク(ケビン)は、自分がここに来た目的を思い出し始める……。


「アヴィスの意志よ!!
この右眼がほしいのだろう!? それがおまえの望みならばくれてやる!!
手でも足でも…おまえが望むものを奪うがいい!!
だから…だからどうか過去を変えてくれ!! おまえの力で!!」





……ここまでが、ブレイクが話した過去だった。
この話を聞いて、不思議に思うオズたち。

何故100年前の世界に、ギルとヴィンセントがいたのか……。
どうしてアヴィスの意志は、自分のことを「アリス」と名乗っているのか…
そして、何故ジャックのことを慕っていたのか。

バルマ公の話によると、バルマ家に代々受け継がれる書物の中に、
ジャックの手記があり、その中に「アリス」という名の人物の事が書かれているという。

ジャックの手記によると、アリスはバスカヴィル家の手により幽閉されていて、その理由は不明。
ジャックの目には、アリスはただの幼くて非力な少女にしか見えなかった。
しかし、何度もアリスと会っていくうちに、ジャックは「違和感」を感じ始めた――。


「君は誰だい?
…君は、私の知っているアリスではないね?」


「そうだ…私はおまえのよく知るアリスではない。
だがな…私もまたアリスだ! 私とあついは魂同士が結ばれた存在。
その繋がりを使って、あいつは一日の半分を深淵からこちらへとやって来るんだよ」


彼女達は、同一にして異なる存在。
人の腹の中で育ち、アヴィスで産み落とされ、
今もなお深淵の鎖に繋がれ続けている――双生児である。


……それ以外はただ、後悔の念が綴られているだけだったというバルマ公。
そしてバルマ公は、アヴィスと繋がりを持ったここにいるアリスと、
まだ全ての情報を話していないブレイクをパンドラへ連れて行こうとする。
しかし、そんなバルマ公の前に立ちはだかるオズの姿が……。


「…どけ、ベザリウスの子」
「どきません」
「意外じゃのう。汝がそこまでこの男に入れこんでおるとは…」


そしてオズの表情が一変し……?


「はっはっはっ…やな言い方をしないで頂きたい。…簡単なことです、
ブレイクよりもあんたの方が50倍はむかつくんだよ!」


焦るレイムさんをそっちのけに、バルマ公にまだまだ刃向かうオズ。
そしてオズに、攻撃しようとするバルマ公……。
しかし、そんなバルマ公に拳銃を、刀を向けるギルとブレイクの姿が…!



…そして、オズたちはバルマ公の元を去った。


「わぁぁー…どうしたらいいんだかわかんねぇー!」


あまりにすごい話ばかり聞かされて、頭が追いつかない。
混乱するオズとギルバート。
しかし、アリスは……?


「…とりあえず、腹ごしらえだ。何か文句あるか?」


頬っぺたを赤くした可愛いアリスさんの意見で、ひとまず帰ってご飯を食べることに…!

……と、その前に、ブレイクにお礼を言うオズ。
礼など必要ないと言うブレイクだったが……


「でも…ブレイクにとっては、あまり口にしたくない話だった…」
「あのね…私は違法契約者で…」
「だから? オレ達が互いを利用し合う関係だって言ったのはブレイクじゃん」


そんなオズたちの会話に反応したアリスさんが……


「お互いを利用……それはつまり、同志ということか!?」


……変なスイッチが入ってしまったアリスの言葉の意味がよく理解できないブレイク。


「まぁいい! このアリス様が特別に教えてやろう!
それはつまり――"なかまということだ"!」


笑顔でブレイクに飛びつくオズ。
そして、照れながらも一生懸命ブレイクに飛びつくギル……。


「…あー…一言いいですか…
こういう馴れ合い…すっげえウザイんですケド…」




こうして、オズたちは馬車に乗り、バルマ家を後にした。
そして馬車の中で、自分の過去を詳しく話し始めたブレイク……。


「私の本名はケビン=レグナードと申しマス」


ブレイクは、幼い頃からシンクレア家に仕えていたという。
そのシンクレア家の事を知っていたオズ。


「かつて一族全員が、対立する貴族の手で皆殺しにされた家だ…」
「そう…でもそれは、正しくもあり、そうでなくもあり…」


ブレイクは、真実を語り始めた。


ある日ブレイクが、シンクレアのお嬢様と屋敷を離れていた間に、
族の手によってブレイクの主は殺されてしまった。
そして、後悔ばかりがブレイクを襲った……。


「何故主のそばにいなかったのか…
何故もっと周りの貴族どもの動きに気をつけていなかったのか…」



そんな時、ブレイクの元に現れたのは……


「過去を変えたいのか…?」


チェインだった……。


あとは、バルマ公が話した通りだというブレイク。


「…そこまでしても、過去を変えることはできない…」


…と、囁くオズに意外な言葉が返って来た。


「いいえ…私は過去を変えました。
彼女は…アヴィスの意志は、私の願いを聞き届けてくれたのです」



アヴィスの闇に飲み込まれたブレイク(ケビン)が、次に目を覚ましたのは――
レインズワース家が管理するアヴイスの扉の前だった。
しかもそこは、ブレイク(ケビン)が生きていた時代よりも、30年以上も後の世界だった。

…そして過去は変わっていた。
ブレイクの主は、族に襲われることなく生きのびる事が出来た。
しかしその数年後…オズが言う通り、シンクレア家は対立する貴族に皆殺しにされ、すでに潰えていたのだ。


「私が過去を変えなければ、シンクレアのお嬢様だけは生き続けられたはず…」



そう語り、自分がお嬢様を殺した…と、後悔するブレイク。
そんなブレイクにオズは……



「でも…っ! そんなの誰にもわからないことじゃないかっ…!」


そしてギルは……


「おまえは…アヴィスの意志を憎んでいるんだな…」

「もちろん…憎んでいましたよ。
でも…そんなのは逆恨みでしょう…?
彼女にそうさせたのは私なのです」


主人のためと言いながら、自分のことしか考えていなかった…。
自分が楽になりたいだけだったと言うブレイク。


「でも…自分のためだけに生きていける程、人は強くないとオレは思うよブレイク」


オズは優しく語り出し始めた。


「ブレイクは…もしかしたらオレが思ってるよりもずっと弱い人なのかもしれない。けど…自分で思ってるよりはずっと…ずっとずっと、強い人だってオレは思うよ」


そしてブレイクが振り返る。


「人は『誰かのため』に生きることで強さを得る。
ならば何が正しいのか、何に心を留めるべきなのか…
それはきっと『誰かのために』を『言い訳』にしないことです。
手に入れたものがどんな答えであれ、それが…己で選んだ道ならば――」






……ということで、ブレイクの素敵な言葉で終わった第22話
パンドラって、本当に名場面が多いですよね!!

しかしあのバルマ公がオズを攻撃しようとしたシーン!!
それを止めたギルとブレイク…すごくかっこよかったです

ちなみに原作では、バルマ公を「ルー君」と呼ぶ、
シェリル=レインズワース様が止めたんですよ…

前回の第21話で、シェリル様の登場がなかったので、
「誰がルー君を止めるの!?」って思ってましたが、まさかこんなかっこいいシーンになるとはっ!!

そしてずっと楽しみにしていた、オズとギルがブレイクに馴れ合うシーン。
感激して「わぁ~このシーン
」なんて言って、一人で深夜に喜んでいました(笑)
ちなみに、原作にあるその後のシーンがカットされていたのはちょっとショックでしたが……



…今回の第22話で丁度、原作でいうと8巻の半分くらいまで終わりました。

そしてそして…見ましたか…次回予告……!?
『違法契約者の取り締まりに参加してみては?』…って!?
……はい、第23話からアニメオリジナル突入ですね。

…ということは、私の楽しみにしている9巻のオズとギルのあのシーンはアニメではやらないということですか

そんなことよりも、あと3話でちゃんと終われるのかがかなり不安です

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アニメ・漫画・ゲームなど…
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とにかくアニメや漫画やゲームが大好き。それと、声優さんやアニソンも好きです!(詳しくはカテゴリーの「初めに」をチェックして下さい♪)

 

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