アニメ「Pandora Hearts」 第23話の感想です
今回から、アニメオリジナルストーリー突入です。
全てが「えっ!?」…な展開で、逆に驚きの嵐でした!
※ここからは、ネタバレ注意です
「サブリエの悲劇の真相に迫るのであれば、当時を知るヴィンセント=ナイトレイに聞くのが一番確実ですが…彼が話すとは到底思いません。やはり…アリス君の記憶の欠片を集めることでしょう」
ブレイクの意見を聞いたオズたちは、パンドラの違法契約者の取り締まりに協力しながら、アリスの記憶の欠片を集めることに――。
しかし、幾らチェインを狩っても記憶の欠片は集まらない。
サブリエの悲劇に関わっている自分たち自身のため、本当の自分を知るためにも、真相を突き止める必要があるのに……。
チェイン狩りを終えたオズたちは、一旦シャロンたちが待つ屋敷に戻ることに――。
そして、馬車から降りるオズたちを待ちかまえていた人物が…!?
「お兄ちゃ~ん!」
そう、その人物とは…オズの妹・エイダだった!!
そんなエイダを取り囲むレイムさん率いるオズ護衛隊(笑)
何故突然護衛!? …それは、オズに憑依したジャックが原因です。
そして、エイダがオズにベタベタするのが気に入らないアリス!
「こらっ! そいつは私の所有物だぞっ!!」
「別に良いだろ、兄妹なんだから」
エイダを庇うギル。
そんなギルの姿を見て、乙女な表情になるエイダ…!
やっぱり…やっぱりエイダの好きな人って……!?
(※ちなみに原作では…………なんです)
屋敷に入っても、オズに纏わりつく護衛隊(笑)にずっ~と監視され、落ち着いていられないオズたち。
そんな護衛隊に、パンドラ本部から次なる指令所が!!
…それは、バスカヴィルの民を捜索することだった。
「何も心配ありませんよ…オズ君は私たちで護りますから。
大体、あなた方と私たち…どっちが強いと思っているんです~?」
「くっ…分かっている! 本部の命令なら、従うしかないだろ…」
そう言いつつも、オズを心配して、護身用にと拳銃を手渡すレイムさん。
そんなレイムさんに……
「あらあら良いんですか~?
そんな拳銃他人に渡しちゃって~!? パンドラの規則に反しますよ??」
「已むを得んだろ…オズ様の安全を確保するためだ!」
レイムさんに意地悪な事を言うブレイクでしたが、
最終的に「長年の友情に免じて、黙っていてあげますよ」…だそうです!
そして、シャロンちゃんの一言が…!?
「オズ様には護衛など必要ありませんわ!」
「えっ、そっかなぁ~」
「バスカヴィルの民が本気でしたら…とっくに今頃お墓の中です」
御尤もです、シャロンお嬢様!!
きっとバスカヴィルの民は、グレン=バスカヴィルの居場所を探しているはず……。
それならば、今がサブリエの悲劇の真相に迫る絶好のチャンス。
しかし、一歩も前に進めないオズの落ち込む姿を見て、ギルはある決心をして屋敷を出て行く――。
そう…ギルが向かったのは、ヴィンセントがいるナイトレイ家の屋敷だった。
兄である自分になら何か話してくれるかもしれない……そう思ったギルは、こっそり屋敷に忍び込み、ヴィンセントを探し始める。
そんなギルの目に飛び込んできたのは、屋敷の外にいるオズとアリスの姿だった。
何もせずに諦めるよりは……そう思い、オズたちも駄目元でヴィンセントに会いに来たのだ。
しかし案の定、オズたちは居留守を使われヴィンセントと会うことは出来なかった。
一方ギルは無事、ヴィンセントのもとへ辿り着き……
「嬉しいな~! 兄さんから会いに来てくれるなんて!!」
そして、早速ヴィンセントに質問するギル。
「100年前のサブリエで何があった…!?」
「何度聞かれても一緒だよ。
僕も兄さんと同じで…何も覚えてないんだ」
そう言って、何も答えないヴィンセント。
ギルは仕方ないと諦め、ナイトレイ家を後にした……。
そしてギルが去った後、ヴィンセントは呟く。
「誰も知る必要はないんだ…100年前の真相なんて…」
そこまでして、ヴィンセントが真相を隠そうとする理由とはいったい…?
次の日――。
サブリエの真相を知るための方法を考えるオズたち。
いくら話し掛けても出てきてくれないジャック。
そして、もう一人の関係者『アヴィスの意志』に会いに行くには、
四大公爵家の4つの扉とバスカヴィルが持つ一つの扉が必要。
しかも、パンドラさえまだ成し遂げていないことをやる事は、かなりの困難と危険が伴う……。
また、100年前のサブリエに行けないかと考えるオズ。
確かにアヴィスは時間の歪んだ空間……。
しかしシャロンのエクエスの力を使っても、丁度良く100年前に行けるとは限らない。
「考えてみれば、過去へ行く方法があるんなら…
とっくにパンドラがくい止めてるよね…サブリエの悲劇…」
やはり、チェインを狩り続けてアリスの記憶の欠片を集めるしかない…と、
諦めかけたオズだったが、懐中時計を見てあることを思いついたのだ――。
そしてオズたちが向かった先は、成人の儀が行われた館だった。
「全てはここから始まったんだ…」
ジャックの懐中時計はこの場所で見つかった。
ならば、少なくとも彼に関係のある場所のはず……。
そう考え、何か手がかりがないかと館を捜索するオズたち。
そしてあの懐中時計が見つかった場所へ――…。
「こいつなのだな…私に見せたいと言っていた墓は…」
もしかしたらこの墓は、アリスやジャックに関係する人の墓なのではないのか…。
しかし、お墓に書かれている文字は読めない。
「どうした…? 私の墓とでも思ったか?」
アリスに唐突に質問されて困ってしまうオズ。
しかしアリスは……
「余計な気遣いなど無用だ! 決めたと言っただろ!
…何があろうと、私は私であり続けるため…真実を追い求めると!」
そう言って、墓を後にするアリス。
アリスはこの墓からは何も感じられないと話す……。
そして次にオズが向かったのは、あの成人の儀が行われた場所。
成人の儀と静寂の時計が何か関係しているのではないか…そう考え、
オズはあの時と同じ誓いの言葉を再び唱えていた。
そんなオズに、後ろからそっと自分の上着をかけるギル。
「あの時…ローブをかけてやれなかったからな…」
「そっか…最後にローブをかけてもらって、儀式は完了するんだっけ。
じゃっ…これでオレも晴れて成人という訳だ!」
「あぁ…おめでとう、オズ!」
オズの目にはギルが、あの頃のギルの姿に見えていた……。
そして階段に座り話す、オズとギル。
「ずっと…心残りだったんだ。10年も…かかってしまったな…」
「気にするなって! おまえはこうやって立派に務めを果たしてくれた!」
しかしオズには、もう一つ気になっていることが……。
「なぁ…ギル、そろそろ聞かせてくれないか…?
…あの時、おまえが見たのは…あの時、おまえが庇ったのは…誰だったんだ!?」
「あれは……」
ギルが答えようとしたその時…
シャロンがオズたちに、外が大変なことになっていると伝えにやって来た。
オズたちが駆けつけると、そこには契約者の姿がない数体のチェインが。
そこでアリスの封印を解き、何とかチェインを倒す事が出来たが…アリスはある異変に気づく。
そしてオズたちが見たのは……燃え盛る首都・レベイユの姿だった――。
……ということで、あっという間に第23話も終わってしまいました。
眠いのを我慢して、リアルタイムで見ていた私。
アニメオリジナルストーリーの魅力に驚き、テレビに釘付け状態でした
とくに、最後の方のオズとギルの成人の儀やり直しのシーン。
感動してしまいました…まさかこんなシーンが見れるなんてっ!!!
そして何となく思ってしまいました…
絶対に、全ての謎が解けないままパンドラアニメは終わってしまうんだ…とっ!!
原作が続いている以上、ネタバレは出来ないのは分かっていますがね……。
次回も非常に楽しみです
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