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第24話 憐れみの賛歌

アニメ「Pandora Hearts」 第24話の感想です



※ここからは、ネタバレ注意です








首都・レベイユに突如現れたチェインたち。
そして、チェインの突然の大襲撃に逃げ惑う人々……。

そんなレベイユに駆けつけたオズたちは、
何故こんなことが起きているのか……疑問に思い始める。

しかしアリスは……


「アヴィス…アヴィスの意志が、悲鳴をあげている……」


アリスだけは、そんな予感がしていたのだった。



そしてオズたちはレベイユを守るため、個々にチェインたちと戦い始めるが、
次々と現れるチェインの数に力がついていかない……。

そこでブレイクは……


「もう限界ですネ~
本当はオズ君に期待していたんですけど、仕方ない…本気を出しますか」


そう言って、マッドハッターの力を使いチェインたちを消滅させてしまった。
しかし、無理に力を使ってしまったブレイクは倒れてしまう。



チェインたちの襲撃が治まったかのように見えたレベイユに、今度は吹雪が――…。


そんな光景を見ていたアリスは、オズにあることを語りだす。


「孤独と絶望が支配する深淵で、私はずっと一人だった。
来る日も来る日もチェインの中の無益な戦いに明け暮れて…心も体も氷の様に冷えきっていた」



そんなアリスの気持ちを聞いたオズも、アリスに語りだす。


「アヴィスの意志も、寂しがっているんじゃないかな…?
アリスと同じ様に、孤独と絶望の中で…悲鳴を上げているのかもしれない」



…と、その時、再びチェインがアリスたちに襲い掛かる!!


吹雪の中、チェインから逃げようと必死に走り出すオズたち。
しかし、そんなこともお構いなしに二人にどんどん迫り来るチェイン。

そんなピンチの二人の前に現れたのは、なんと…バスカヴィルの民だった――。
敵だったはずの彼らは、何故かオズたちをチェインから助け始める。


「今起きているアヴィスの異常現象を終息するには、オズ=ベザリウスの力が必要だと…」


彼らはそう命令され、オズを助けるのだと話し始める。


「でも忘れないでね、坊や…今度会う時は、たぶん敵同士だってことをねっ」


ロッティたちはそう言い残し、チェインのもとへ……。


一方、ギルたちは、再び現れたチェインたちに大苦戦。
そんな時、パンドラの応援部隊が到着し、チェインたちが次々と一掃されていく。
そして、オズたちもギルたちと無事再会。

しかし、そんな彼らの前に大型のチェインが現れてしまい、再び町は大ピンチに……。


「もう一度…マッドハッターなら、あの化け物を…」

「無理です! そんな体で力を使えば、あなたは…」


無茶をしようとするブレイクを必死に止めるシャロン。
そして、それを見ていたアリスは……


「どうやら、アヴィスの試練から逃れることは出来ないようだ…」


そう言って、ギルにビーラビットの力を解放するように頼むアリス。
しかし、オズはそれを止めようとした。


「ダメだ! いくらアリスでも、敵う相手じゃない!!」

「うるさいっ!! これは私の戦いだ!」


そしてアリスはチェインに立ち向かうが、やはりオズの言う通り、アリスの力でも大型チェインに敵わない。

そんな状態のアリスを見ていられなくなったオズは、アリスのもとへ走り出す。

『アヴィスの全てを掌握する力』…その力を自分が本当に持っているのならば――。


「助けたい…もし俺に、その力があるのならっ!!」


チェインに止めをさされそうになるアリス。
そしてオズは、叫ぶ……


「やめろぉーーーー!!」


その途端、チェインは攻撃を止め、突然苦しみ出す。
オズの叫びが、アヴィス(白アリス)に届いたかのように……。

そして、オズやアリスに流れ込む記憶の欠片。
その記憶は、ジャックとアリスの別れの記憶だった。
その後ろに、切なげに佇むアヴィス(白アリス)の姿――…。


「アヴィスに届いたんだな、おまえの声が…もう一人の私にも…」


そして大型チェインは石化し、滅んでいった――。



チェインとの戦いを終え、次の日…。


アリスに思いのままの気持ちを打ち明けるオズ。



「あの時、恐怖を感じたんだ。チェインに殺されそうになった時、
このまま死んだら…自分が何者かも分からず、アリスとも会えなくなってしまう。
そんなの嫌だって…初めて、心の底から生きていたいって感じたんだ…」

「それで良いんですよ。
…以前のキミなら、自己犠牲とか言う名目で、命を粗末にしていました。
けれど、恐怖を感じて…人は初めて強くなれるんです。
撤回してあげますよ…ほらっ、いつだったか、キミを薄気味悪いガキだって言った事を…」


ブレイクは、オズにそう言って立ち去ってしまう。


「ん~…よく分からんが、全く何なんだろうな…おまえと私は…」


そうオズに話し掛けるアリス。
そしてオズは、アリスに語り始める。

「もしキミの過去が悲劇であって、キミが苦しむ事になっても…
オレは、全身全霊でキミを受け止めてあげる」

「オズ……? バカ者!下僕の分際で!!」







……ということで、第24話も終わり、残すは最終話のみとなりました
(感想書くの遅くなって、すみませんっ!!)

最後のオズの突然すぎるアリスへの告白には、けっこうびっくりしましたが…
本当に、次回の最終話の予想が全くつきません
いや…全ての謎が解かれないまま終わることは分かっていますが、それをどう終わらせるのか…が問題です。

最終話にきて、やっとオズのお父さんの話になるみたいですが…
次回、どんな話になっているのか、ワクワクドキドキで楽しみにしています!!

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