×[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
アニメ「Pandora Hearts」 第19話の感想です
※ネタバレ注意です
「だからせめて――周りに迷惑をかけないように…
傷つくのはオレだけでいいように…! 受け入れてしまおう」
父親に"生まれてこなければよかった"と否定され、その後、悲しい事も辛い事も全て受け入れてしまおう…と、心に決めていたオズ。
そんなオズの心にエリオットの言葉がつきささり、従者であるギルにさえ話したことのなかった本音を語り始めた。
そしてエリオットは、全て語ったオズに優しげに声をかける。
「…そうか。ひとまず話はまとまったな! これで心置きなく先に進める」
エリオットのお陰で心が少し軽くなった気がしたオズ…。
しかしそんな彼らに、またもやロッティたち…そして、ロッティのチェイン・リオンが襲い掛かる!
剣を武器にリオンに立ち向かうエリオットとオズ。
しかし二人の攻撃は、全く歯が立たない……。
「ジャックは言った…オレには資格があると…! なら教えろ…ビーラビットの力の使い方を…!!」
ジャックに問い掛けるオズ。
そして、自分がすべき事を理解し始め――…。
「全てわかったわけじゃないけど…オレのせいで誰かを傷つけずに済むのなら、
その人たちの想いを背負って…オレは自分自身を…護らなければいけないんだ!!」
「その意見には私も賛成だな…オズ」
オズの想いに応えるジャック。
そして…黒うさぎ(ビーラビット)の力が目覚め、ジャックの姿が……。
そして、過去の話へ――…。
バスカヴィル家の屋敷の庭に流れるオルゴールの音に反応するロッティ。
同じく庭の木の陰にいる人物…それはバスカヴィル家の当主・グレンだった。
そしてもう一人…ロッティたちに近づく人物が……。
「あんたは…?」
「ああご心配なく…怪しいけど、大したもんじゃないです」
その人物とは、自称「ただのしがないオルゴール職人」のベザリウス家の三男坊・ジャック=ベザリウスだった。
そんな彼が簡単に屋敷に忍び込んだり、グレンと親しく話す姿を見てロッティは、ジャックはグレンとどういった関係なのか気になり始める。
そしてジャックは、答える…「親友」なのだと――。
そんなある日…ロッティは、ジャックの作った懐中時計の中に仕組まれたオルゴールのメロディを耳にし……
「綺麗なメロディね…なんていう曲?」
「『レイシー』…その曲は、私が作ったものだ」
楽しそうに笑うグレン。そして二人に入り込めないロッティ…。
だがロッティは、笑うグレンを見て…こんな穏やかな時間が続けばいいと願っていた――。
しかし……
「グレン様…今…なんと…!?」
「これは命令だ!! 女子供も関係ない…この城にいる者は一人残らず殺せ!!!」
そしてロッティたちは、グレンの命令通り全ての者を殺し…
後にそれは『サブリエの悲劇』と呼ばれることとなる……。
…ロッティたちがオズからジャックを出そうとしていた理由は、グレンの居場所を聞き出すためだった。
しかしジャックは……。
「私が表に出てきたのは話をするためではない。君達をこの場から退けるためだ!」
その言葉にロッティは反論する……親友だと言っていたはずなのに、事件の後ベザリウス家は大出世し、さぞ嬉しいだろう…と。
「…私が…出世のためにグレンを殺したと…そう言いたいのかい?」
そしてジャックは、ロッティたちに警告する。
ロッティたちが黒うさぎ(ビーラビット)の力には勝てないこと…。
自分が多くを語らないのは、大切な親友の名誉を守るためだということ。
…そしてまた同じ事を繰り返すというのなら、この身は再び死神を滅する剣と化すだろう…と――。
そしてオズの頭に入り込む光景…。
それは、血だらけのグレンと「おまえを殺したくない」と叫びながらも親友に剣を向けるジャックの姿だった。
そんな光景を見たオズは、親友に剣を向けなければならなかったジャックの辛くて苦しかった感情に、胸が押し潰されそうになりながらも、エリオットの言葉を思い返し、自分から目をそらし続けてきたダメな自分に気づき……
「オレは…ずっと同じ場所にいたんだ
あの時から…ちっとも前に進めていなかった…それが情けない…悔しい…!」
「バッカかおめーは! リーオの言う通り、おまえの事情は知らねぇけど…
だけどおまえは気づけたんだろう!? だったら――
その時点で既に一歩前へ進んでんだよ!!」
…そんなエリオットの言葉にオズは、もっと前へ進もうと決心する。
……ということで、今回も熱血キャラ・エリオットの活躍によって、オズは一歩前へ進めましたね。
エリオットを見ると、なんて良い奴なんだ…って何度でも思ってしまいます。
そして色々と見え始めてきた、サブリエの悲劇の真相。
真相…というよりも、まだ全然明かされていないことばかりですね…(汗)
そういえば!!
グレンの声は、谷山さんでしたね♪
まさか谷山さんが来るとは…すごいですっ。
(ちなみに、一昨日買ったコルダの新刊が月森(声:谷山さん)だらけだったこともあって、一人笑ってました…)
そして次回は、待ちに待ったあのシーンやあの言葉…など、楽しみ盛り沢山です
……あと、ルーファスの登場は……まだかな??
ちなみに、ルーファス役は内田夕夜さんだそうです!!
私の中での内田さんといえば…コルダの吉羅…って、またコルダだっ(汗)[0回]
PR
<<2009年 7回目♪ HOME 07 に夢中。>>
378 | 377 | 376 | 375 | 374 | 373 | 372 | 371 | 370 | 369 | 368 |