アニメ「Pandora Hearts」 第18話の感想です
※ネタバレ注意です
オルゴールの曲と同じ曲をピアノで弾いていた演奏者を探し、オズは図書館へやって来た。
そこには、オズが大好きな『聖騎士物語』の続編が……!!
興奮するオズは、一冊だけ棚から本が抜けていることに気付く。
「ああ、悪いな…俺が借りてたんだ」
オズの前に突然現れた一人の生徒は、そう言ってオズに本を渡した。
その生徒もこの本が好きだと知ったオズは、自分もこの本が大好きだと猛アピール。
その中でも、いつでも自分のことよりも他人のことを大切にする従者・エドガーがお気に入りだと、オズは説明するが……。
「チッ……悪いがな…オレはあのエドガーとかいうクズが大嫌いだ…!!」
「えっ……」
唖然とするオズに、次々とエドガーへの悪口を言う生徒。
しかもエドガーが死んでしまうなどと、ネタバレまでされてしまい……?
「うわああぁああ!! それめちゃくちゃネタバレだ――!!」
「はぁ!? ファンなら読んでんだろ普通!!」
「うっせーな…こちとら10年間のブランクがあんだよー馬鹿野郎ー!!」
お互いのことをムカツクと思い始めた二人に、少し静かにしてくれないかと声を掛ける人物が――…。
「口を挟むなリーオ!!」
「あとさ…今のはエリオットが悪いと思うよ?」
「はぁ!? なんでオレが!?」
「…ネタバレ。この世で最も許されない行為の一つだよね? …違うかな??」
リーオにそう言われ、オズに謝るよう注意されるエリオット。
しかし彼は素直には謝らない。
そんなエリオットは、従者なら主に加勢するべきだとリーオに言うが……。
「主の言動を正すのも従者の役目だよ。
でも…そうか、君が求めるのは主の意見を全肯定する都合のいい従者なんだね。
君とはうまくやれてるつもりだったけど…残念だよ」
そう言って、その場から去ろうとするリーオを必死に止めるエリオット。
そしてその隙に逃げようとするオズだったが……。
「おい、おまえ! 名前と学籍番号を教えろ! このケリは必ず…」
「無理だよエリオット、その人たぶん…さっき騒がれてた侵入者だ」
そんな二人に侵入者だとばれてしまったピンチのオズのもとに、エイダが!!
しかしエリオットは、ベザリウス家の者であるエイダのことを嫌っていて……。
「さすが…英雄ベザリウスの子孫様は好き勝手できて羨ましい限りだ」
そして、侵入者のオズを校長室まで連れて行こうとするエリオット。
しかしオズは、そんな彼を馬鹿にして逃げてしまう。
「悔しかったら捕まえてみろってぇの、バーーカ!!」
「てぇっめぇー待ちやがれっ!!!」
その頃、ギルとアリスは生徒に見つからないように木の陰にまだ隠れていた……。
そして一方、エリオットから逃げきったオズのもとへ、再びエイダの姿が――。
「ねぇお兄ちゃん、お話は聞けたの??
エリオット君にピアノの曲について聞くって言ってたじゃない」
完全にそのことを忘れていたオズ。
再びエリオットのもとへ行こうと決心するオズとエイダだったが、そこに突然現れたバスカヴィルの人間たちによって、二人は拘束されてしまう……。
「お前等…またオレをアヴィスに墜とそうっていうのか!?」
「安心して、今日は違うから。私たちは坊やと深く分かり合うためにやって来たの」
そして一人の女・ロッティは、オズが何を考え何を望んでいるのかを質問しながら、オズに迫る。
その光景を見て、ロッティを止めようと叫ぶエイダ。
そんなエイダに大人しくしていろと、毒を飲ませるロッティ……。
そしてエイダは何も関係ないと怒るオズだったが――…。
一方、オズを探して廊下を歩くエリオットが見つけたのは、壁を引っかく猫たちの姿だった。
そして壁に何か仕掛けがあるのではないかと勘付くリーオ。
そこにはなんと、隠し階段が……!!
そして一方、オズはロッティに質問をされる……。
「あなたの大切な人が命の危機にさらされていま~す。
それを救うには、あなたが死ななければなりませ~ん…さぁ、あなたはどうする??」
「…死ぬよ。それしか方法がないなら、迷わず…」
迷いなくそう答えるオズ。
「あはは…わかってきたわよ~坊やのキャラが――!
坊やはれっきとした『加害者』だわ。しかも…かなり性質の悪いタイプのねぇ…」
そしてロッティは、解毒薬を交換条件にオズから『サブリエの悲劇』の真相を聞き出そうとする。
そこに現れたのは……
「そこまでだ!!」
オズたちを探していたエリオットとリーオだった。
「ぼく、何の用かしら?」
「この場に居合わせた者の責務として、これより侵入者を捕縛する! おまえら全員、来てもらおうか!!」
そんなエリオットに、オズはこの者たちは普通ではないと、エリオットたちに逃げるよう言う。
しかしエリオットは……
「知ってる、バスカヴィルの民だろ?」
自分たちの存在を知っているエリオットに驚くロッティたち。
「バスカヴィルは100年前の大罪人だ!!
それを討ちとることは貴族にとっての使命であり、最大の誇り」
「よせ! これはオレの問題だ!!
おまえには何の関係もない…頼むから早く逃げてくれ!!」
自分のせいでエリオットたちを巻き込んではいけない…と、オズは精一杯に叫ぶ。
しかしそんなオズに対し、エリオットは怒鳴り返す。
「黙れこのエドガー気取りがっ!!
傷つくことを恐れぬことの何が強さか!!
そんなもの…何かを背負う覚悟すらない奴がほざく戯れ言だ!!!」
その言葉にオズは何かを感じていた。
「聞け…バスカヴィルの民よ。我が名はエリオット…
ナイトレイ公爵家が嫡子――エリオット=ナイトレイ!!!」
そして、エリオットは剣を抜き、バスカヴィルの民たちと戦い始める。
その隙に、リーオはエイダを救い、エリオットもオズを助け、一旦この場から引くことに……。
隠し通路のような場所を歩き、出口を探すエリオットたち。
そんな彼らを見てオズは……
「関わらなくていいって言ったのに……何だよバカ」
その言葉をきっかけに、再び喧嘩をし始めるオズとエリオット。
そこにリーオが……
「はい、ケンカしなーい」
二人にパンチ(笑)
落ち着いたエリオットは、オズに質問する。
「おまえ、いつもああなのか?
ああやって『自分なんてどうでもいい』って顔してんのかと聞いてるんだ…このエドガーもどき」
エリオットは、オズが聖騎士物語に登場するエドガーと一緒だと言う。
主を守るために死んでいった、エドガーと一緒だと……。
「オレは他人を巻き込みたくないだけだ!
おまえには関係ないだろっ! オレが攫われようが殺されようが…」
「貴様ぁっ! そうやっててめぇはどれだけの人間を傷つけてきた!
この死にたがり野郎が!!」
「なんだよっ!!」
「おまえの自己犠牲なんか、しょせんはただの自己満足だ!!
それで誰かを救えた気になってるのか? 守りたいのは自分自身のくせにっ!!
残された者の痛みも知らないくせに…おまえがそんな甘いことを抜かしてられるのは、
自分の痛みを他人に押しつけているからだろうが!!」
オズを責め続けるエリオットにオズは……
「うるさいっ!!!!」
そう言うことしか出来なかった――…。
……ということで、楽しみにしていた第18話放送されました~!!
熱血キャラ・エリオットの登場によって、揺れ動かされるオズの心。
なんて良いところで終わるんだーー!!
でも、やっぱり原作見ててももちろん思ってましたが、エリオット…かっこいいキャラです
かっこいいだけではなく、すごく良いキャラです…エリオット。
(私の中で、最近は(エリオット役の)野島
裕史さん=(とらドラの)北村くんという式が出来ているので、どうしてもエリオットが叫ぶと、北村くんが叫んでるように聞こえて大変でした
)
……というより、今回はけっこう原作と違う部分が多くありましたね。
エイダがロッティに拘束された時は、何が起こるのか…ドキドキものでしたよ(汗)
…そうです!! ロッティですよっ!!
ロッティというキャラ事態、色々とすごいキャラですが、ロッティ役の豊口さん…すごいです!!
なんか色々とこれからも楽しみすぎてヤバイですっ
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